昼間は酷暑 夜は台風8号接近で九州や四国で荒天か
全国の天気 九州や四国は夜から急に雨や風が強まる

5日(月)本州付近は引き続き高気圧に覆われるでしょう。台風8号は日本の南を西北西へ進み、夜には速度をあげて、暴風域を伴いながら九州付近に接近する恐れがあります。予報円が小さいことから、進路のブレがそれほどなく、定まりやすくなっています。
【全国各地の天気(5日:月曜)】
沖縄は夏空が広がるでしょう。九州と四国は午前は晴れますが、昼過ぎ以降は所々に雨雲がかかる見込みです。夜になると太平洋側を中心に急に雨や風が強まる恐れがあり、土砂災害、河川の増水、暴風、高波、高潮などに警戒、注意が必要です。中国地方や近畿、東海、北陸、関東甲信、東北は晴れますが、午後はにわか雨や雷雨の所もあるでしょう。空模様の変化にお気を付け下さい。北海道は日本海側で晴れますが、そのほかは雲が広がりやすく、霧のかかる所やにわか雨の所がある見込みです。
【防災事項】
台風がコンパクトなため、近づくと急に雨や風が強まる恐れがあります。側溝など雨水の通り道になる箇所が詰まっていないかどうかを確認する、屋外に置いてある飛ばされやすいものは室内へしまうなど、早めに台風への備えをしておくのが良いでしょう。土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水、暴風、高波に警戒、注意が必要です。また、平常時の潮位が年間でも高い時期になっており、台風の接近に伴い潮位がさらに高くなる恐れがあるため、西日本を中心に高潮にもご注意下さい。
※なお、台風の進路から離れていて、台風本体の雨雲がかかる心配はない所でも、暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に雨雲が発達することもあります。また、台風が遠ざかった後も、暖かく湿った空気の流れ込みが続き、雨雲が発達することもあるでしょう。夏休み期間で、移動の多い時期でもあります。交通機関への影響がないかどうかなど、最新の情報をこまめに確認して、気をつけてお過ごしください。