11日 東北に台風接近 午後は激しい雨や暴風 関東以西は晴れて40℃に迫る所も
2024年08月11日08:33
台風5号 暴風域を伴い東北に接近
今日11日(日:山の日)は、東北では次第に雨や風が強まり、太平洋側で雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。海上を中心に非常に強い風が吹いて、海は大しけとなりそうです。明日12日(月:振替休日)は台風本体の雨雲がかかり、滝のような非常に激しい雨。猛烈な風が吹く所もありそうです。北海道も太平洋側を中心に風が強く、海はうねりを伴いしけるでしょう。
【24時間降水量(多い所)】
12日(月)午前6時まで 東北地方 300ミリ
13日(火)午前6時まで 東北地方 200ミリ
14日(水)午前6時まで 東北地方 100ミリ
【最大風速(最大瞬間風速)】
11日(日) 東北地方 25メートル(35メートル)、北海道地方 15メートル(23メートル)
12日(月) 東北地方 30メートル(40メートル)、北海道地方 18メートル(25メートル)
【波の高さ】いずれもうねりを伴う
11日(日)~12日(月) 東北地方 7メートル、北海道地方 5メートル
関東から西 危険な暑さ
28都府県で熱中症警戒アラートが発表されていて、万全の熱中症対策が欠かせません。暑い時間帯の外出はなるべく避けて、涼しい室内でもこまめな水分補給を心がけましょう。
にわか雨は山沿いが中心ですが、関東では平野部でもにわか雨がありそうです。急な激しい雨や落雷、突風にご注意ください。また、台風5号の影響で、海上ではうねりを伴って波が高くなるでしょう。波浪注意報が発表されている時は、海に近づかないようにしてください。
台風が近づく前の対策 大雨に備えて
1つめは、水害に備えて、雨どいや排水溝、側溝を掃除し、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
2つめは、浸水による被害を防ぐため、家財道具や家電製品、食料品などは、可能な限り、高い所や2階以上へ移動させておくと良いでしょう。押し入れの下の段に入っているものは、上の段に移しておくだけでも、被害を小さくできます。
3つめは、電源のコンセントは抜いておくと良いでしょう。電源のコンセントが水につかると、漏電やショート、感電の恐れがあります。
いずれも、台風が近づいてから備えるのではなく、台風情報を確認して、早めに対策を行ってください。
交通への影響も大きい
飛行機はすでに欠航が決まっている便があるため、飛行機や列車の運行情報もこまめに確認してください。お盆の期間で多くの人が移動する時期です。事前に、迂回ルートや代替ルートを検討してください。