今日24日 九州は滝のような雨で大雨続く 土砂災害に警戒 関東は猛暑に
2024年06月24日05:50
梅雨前線 九州付近に停滞
明日25日午前6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、九州南部で150ミリ、九州北部地方で130ミリ、近畿地方で80ミリとなっています。
これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも、土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風にご注意ください。
九州や北海道で雨脚強まる
東海や関東甲信は天気が回復に向かい、晴れ間も出そうです。ただ、午後は山沿いを中心に、にわか雨があるでしょう。北陸と東北は、昼頃まで雨の降る所が多くなりそうです。岐阜県郡上市や福井市美山など、6月としては記録的な大雨となっている所があります。大雨の峠は越えましたが、引き続き、土砂災害に注意・警戒してください。
北海道は断続的に雨が降りそうです。北部では雷を伴って激しく降る所があるでしょう。道路が冠水するおそれもあります。
関東で猛暑日になる所も
沖縄は強い日差しが照りつけて、厳しい暑さが続きます。那覇の最高気温は32℃まで上がるでしょう。
九州から近畿は28℃前後の所が多く、平年並みの予想です。東海や関東甲信、北陸、東北は昨日23日より大幅に高い所もあり、広く30℃以上の真夏日になるでしょう。熊谷で35℃、前橋で36℃など、猛暑日になる所もあり、熱中症対策が欠かせません。
北海道は20℃前後の所が多く、朝からほとんど横ばいでしょう。羽織るもので調節してください。
土砂災害の前触れは
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。