明日17日にかけて荒天 強雨や強風・高波に注意 東北は暴風 寒冷渦の影響が長引く
2024年05月16日09:38
西日本・東日本 あちらこちらで雷雨
日本海側を中心に発達した雨雲がかかり、晴れていても急に強い雨が降ったり、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうが降ったりするおそれがあります。低気圧の北上に伴って、まとまった雨雲も、北陸や東北、北海道へと移るでしょう。
強風エリア拡大 東北は今夜から暴風に警戒
今朝(16日)は西日本で風が強く、島根県浜田市では最大風速17.9メートル(2:34)、最大瞬間風速26.0メートル(2:31)、兵庫県明石市は最大風速16.8メートル(7:23)、最大瞬間風速26.2メートル(7:17)を観測しました。
鹿児島県肝付町の内之浦では、最大風速15.4メートル(7:38)、最大瞬間風速26.2メートル(8:35)と、いずれも5月としては観測史上1位となる強い風が吹きました。
低気圧の北上に伴い、風の強いエリアも北へと広がるでしょう。北陸では、午後から風が強まり、低気圧の進路や発達の程度によっては、暴風や警報級の高波となるおそれがあります。東北は今夜から明日17日(金)朝にかけて暴風に警戒が必要です。
風・波の予想
16日(木)~17日(金)
北陸
海上 22メートル(35メートル)
陸上 18メートル(30メートル)
東北日本海側
海上 20メートル(30メートル)
陸上 15メートル(30メートル)
東北太平洋側
海上 18メートル(30メートル)
陸上 15メートル(30メートル)
【波の高さ】
16日(木)
新潟県・石川県・福井県 4メートル
富山県 2.5メートル
17日(金)
新潟県 5メートル(うねりを伴う)
石川県・福井県 4メートル(うねりを伴う)
富山県 2.5メートル
東北日本海側 5メートル
東北太平洋側 3メートル
強風や暴風の影響で、交通機関に乱れが発生する可能性もあります。また、海上では高波に注意、警戒が必要です。