気象予報士カメラマンが教える京都の雪景色の狙い方と写真の撮り方
最新の天気予報をチェックする

「そんなに先の予測本当にあたるの?」と疑問を持つ方もいるかと思います。たしかに一般に気象予測は予測する時間が先になればなるほど精度が低くなります。重要なのは、周期的に強い寒気が入ってくるタイミングを把握し「日程を確保する準備」をしておくことなのです。
一番後悔するのは、せっかく雪がしっかり積もる予測がでていてもスケジュールを調整するのが遅れてしまい、上手く日程をあわせられなかったとき。自分が行けなかった日にテレビのニュースやSNSから美しい雪の京都の写真や映像が次々流れて来たときの悔しさは言葉にできません・・・・。こまめに最新の天気予報をチェックしましょう。
京都で雪が積もる条件(過去の積雪事例)をチェックする

過去の京都の降雪量と最低気温の平均値の関係(2015年1月~2022年3月)より作成
実際には上空の寒気の強さや風向・風速など様々な条件が重なって市街地で雪が積もるのですが、市街地で積雪する1つの指標として地上の最低気温を見てみましょう。上の図は過去の京都アメダスで1cm以上の降雪量を観測した日の降雪量と最低気温の統計データをまとめた図です(2015年1月~2022年3月)。これを見ると
・1日の降雪量1~3cm / 最低気温:-0.3℃程度
・1日の降雪量4~10cm / 最低気温:-0.8℃程度
・1日の降雪量11cm~ / 最低気温:-1.1℃程度
ということがわかります。かならずしも正確ではありませんが、京都に雪の予報が出ているときは、あわせてその日の予想最低気温をチェックしてみましょう。
・最低気温 1℃:積もらないかも
・最低気温 0℃:うっすら積もるかも
・最低気温 -1℃:かなり積もるかも
といった1つの目安として頭の中に入れておくと役に立つかもしれません。
ライブカメラとtenki.jpアプリをチェックする
特に確認したいのが以下の3つのライブカメラ。
・嵯峨・嵐山エリア:渡月橋北詰 / 竹林の小径
・祇園・清水エリア:ねねの道
・伏見エリア :伏見稲荷大社付近
チラチラ降るくらいでは積もることは少ないのですが、横殴りの雪が降るような強さであれば雪が積もる可能性が高くなります。さらにtenki.jpのスマホアプリで最新の雪雲の動きを確認するとより確度が高くなるのでおすすめです。「せっかく行ったのに雪が積もらずに寒い思いだけしてしまった」という悲しい体験をしないためにもぜひチェックしてください。
朝早くに出かけて京都の雪景色を撮りに行く

雪の日の外出は滑りやすく大変危険なので、以下の項目気をつけて美しい京都を楽しんでください。
・暖かい服装をする
・滑りにくい靴を履く
・ゆっくり小股で歩く
・着替えの靴下や洋服を持参する
・車に乗る人はチェーンやスタットレスを装着する
京都の雪景色の狙い方と写真の撮り方まとめ

・最新の天気予報をチェックする
・京都で雪が積もる条件(過去の積雪事例)をチェックする
・ライブカメラとtenki.jpアプリをチェックする
・朝早くに出かけて京都の雪景色を見に行く
の順番でぜひ挑戦してみてください。みなさんが美しい雪の京都に出会える一助になれば幸いです。