これからが本番!冬の体調管理特集PR
冬本番の天候は?
■ポイント
平年と比べて乾燥しやすい地域もあるため、風邪の予防も十分に!
体調には心の調子も影響します
小野:私の場合は仕事柄、年末年始にまとまった休みが取れないため、身体をゆっくりと休めることができませんでしたが、人によっては、逆に休み中に生活リズムが乱れてしまい、休み明けから調子が良くない方もいらっしゃるのではないかと思います。長い休みの後に体調不良を訴える方が増えるのは、何か原因があるのでしょうか。
稲松先生:それは、自律神経が関係していると考えられます。自律神経には、交感神経と副交感神経という2つの神経のバランスが関わっているということはご存知ですか?
小野:はい、聞いたことはあります。その2つはどのような作用があるのでしょうか。
稲松先生:まず、交感神経は興奮しているときに活発になります。例えば、動物が敵と戦うときには交感神経が活発になり、アドレナリンなどが分泌されます。仕事中や緊張しているときもそうです。副交感神経は、逆にリラックスしているときに活発になります。様々な臓器に影響を与えていて、生きていくうえで必要最低限の働きをしています。
稲松先生:そうですね、自律神経失調症というのがあって、交感神経と副交感神経のバランスが悪いと、慢性的な疲労感やめまい、だるさなどの症状だけでなく精神的な症状も現れます。
小野:自律神経失調症はストレスが原因と聞いたことがあります。副交感神経を活発にするために、しっかり眠り体の疲れをとることや、お風呂に入ってリラックスすることは有効でしょうか。
稲松先生:リラックスして副交感神経を活発にさせることは重要です。ストレスを強く感じる人は免疫力が下がり、体調を崩しやすくなるので、自分に合ったリラックス方法でコントロールするといいでしょう。
小野:受験シーズンでもありますし、お仕事をされている方だけでなく、日々ストレスを感じている受験生なども、体調管理のために自分がリラックスできる方法を知っておくと良さそうですね。
稲松先生:そうですね。昔から「病は気から」というように、神経と免疫は全く関係がないということではありません。そのため、心の健康も免疫にとって重要な要素となるのです。
冬も水分補給が重要
稲松先生:そうですね、日頃から簡単にできることといえば、冬もしっかりと水分補給をするということです。
小野:暑い時期と比べてあまり喉も渇かず、汗をかかないこの季節でも。水分補給が大切なのでしょうか。
小野:そうだったんですね。線毛を十分に作用させるために、水分はしっかり補給しておかないといけないのですね。
稲松先生:線毛によって喉に運ばれたウイルスや細菌は唾液とともに飲み込まれ、胃で胃酸によって処理されます。唾液は1日に1.5Lも分泌されるため、十分な水分補給がされていなければ分泌量が少なくなり、免疫力の低下につながります。
また、冬でも暖房の効いた部屋にいれば汗をかくこともあります。また、寝ているときに口呼吸をする人は、喉がカラカラになると思います。夜中に目覚めてしまった時にすぐに水分補給ができるよう、枕元に飲み物を置いておくのがいいでしょう。
小野:具体的にはどのくらい水分を補給すればよいのでしょうか。
稲松先生:体調や年齢によってどのくらい摂取したほうが良いかは、一概には言えないのですが、皮膚や呼吸からでも1日に900mlもの水分が失われるといわれています。お手洗いに行きたくないという理由から、水分の摂取を控える人もいるかと思いますが、あまりお手洗いに行かない人は、水分摂取量が足りていない可能性があり、注意が必要です。
稲松先生:冷たいか温かいかも含めて、基本的には好きな飲料を十分な量飲まれるのがいいと思います。ただ、吸収のスピードや身体へのキープ力を考えた時に、効率よく水分補給をするという観点からすると、ナトリウムやカリウムなどの電解質を含んだ飲料がおすすめです。また、1度にたくさん摂取するよりは、喉の渇きを感じる前に、こまめに摂取するのが理想です。
小野:この冬は、乳酸菌B240と適切な水分補給を意識して、元気にすごしたいと思います!
乳酸菌B240とは?
※乳酸菌B240は東京農業大学が単離し、大塚製薬が生体防御機能を高める有効性を確認した乳酸菌です。