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この冬の寒さは?

さて、この冬の天候・気温はどのような予報でしょうか?
気象庁が発表したこの先1か月の予報によると12月は寒気の影響を受けにくいため、平均気温は、北日本でほぼ平年並となるものの、東日本、西日本から沖縄・奄美地方では平年並か高くなる見込みです。
また、東日本の日本海側の地域では曇りや雨または雪の日が少なく、北・東・西日本の太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込みで、平年と比べて乾燥する地域も多いでしょう。
冬に向けての体づくりとは?

小野:朝晩も冷え込み、冬が近づいてきています。冬は風邪やインフルエンザが流行しやすいですが、なぜ、冬に流行りやすいのでしょうか。
稲松先生:冬は気温が低いことに加えて、室内との寒暖差によって体温調整が必要になる、空気が乾燥しているために菌が体に侵入しやすくなる、閉め切った空間にいるために感染しやすくなるなど、様々な要因が重なって流行につながります。
小野:そうなんですね。ではやはり感染を防ぐためには人ごみに行くのを控える、行く場合はマスクをするなどがいいのでしょうか。
稲松先生:人ごみに行くと、それぞれいろいろな感染症やウイルスを持った人がいるので、控えたほうがいいのですが、もしも行くことになったらマスクを着用して、家に帰ったらしっかりと手洗い・うがいをすることをおすすめします。これらをするだけでも、予防効果は見込めます。逆に見落としがちなのが、家の中です。家族は様々なところから色々な菌を持ち帰ってくるので、家に帰ったらすぐに手洗い・うがいをして、家の中に持ち込まないように気を付けてください。
小野:安心と思っている家の中で感染が広まってしまうのは大変ですね。まずはマスクや手洗い・うがいで予防を徹底したいと思います。
それから、このシーズンになると「免疫」といった少し難しそうな言葉を耳にするのですが、これは私たちの体調管理とはどのような関係があるのでしょうか?
稲松先生:「免疫」と一口に言っても、その仕組みは非常に複雑で、まだまだ分かっていないことがたくさんありますが、風邪などが流行るときによく聞く「免疫」というのは、「自然免疫」という原始的な免疫が大きく関わってきます。
小野:では、「免疫を高める」とは自然免疫を高めるということなのでしょうか。
稲松先生:そう言えると思います。特に自然免疫は、病原体が体の中に入ろうとするのを防いだり、攻撃をしかけたりする「門番」のような役割をしていて、ヒトがこれまでずっと持ち続けてきた「免疫」です。特に腸ではIgAという抗体を分泌させ、病原体を攻撃します。また、IgAは腸だけでなく、「目・鼻・喉・口」などの粘膜でも分泌される抗体です。そのため、この自然免疫を高めておくことは重要です。
小野:その自然免疫を高めるために、例えば、栄養を偏らないように摂るなど、これからでも私たちができることはありますか?
稲松先生:栄養を偏らないように摂る、しっかり睡眠をとるといったことが自然免疫を高めることにつながるかどうか、まだ明らかになってはいませんが、身体に良いことをするという点では大切なことだと思います。
小野:そうだったんですね。では、どのようなことが自然免疫を高めるのに効果的なのでしょうか。
稲松先生:効果的なもの として、先ほど紹介したIgAをより分泌させて免疫力を高めるために、乳酸菌B240を摂取することがあげられます。

自然免疫を高める乳酸菌B240とは?
稲松先生:そうですね。乳酸菌とは糖類から乳酸をつくる細菌類の総称です。その種類はとてもたくさんあって、ヒトにとって良い働きをするものとそうでないものがありますし、何に含まれていて、ヒトにどのような効果があるかわからないものもあったりします。
小野:なるほど、ではその中でも乳酸菌B240は良い働きをするということですね。
稲松先生:乳酸菌B240を摂取すると、他の乳酸菌と比べて、唾液や腸内のIgAの分泌が活発になることが分かっています。そのIgAが抗体として働くため、自然免疫につながります。口から入った病原体は、胃酸によってその多くは死滅するのですが、それでも生き残った病原体は腸にまで到達します。そのため、毎日乳酸菌B240を摂取して腸の中のIgAを活発化させることが大切です。乳酸菌B240は、「目・鼻・喉・口」の粘膜にある免疫をはじめ、全身にある粘膜の免疫力を高めます。
小野:そうなんですね。私は3人の子どもがいるのですが、毎年風邪やインフルエンザなど冬の体調不良に悩まされています。IgAの働きを活発にさせて、自然免疫を高められるようにしたいと思います。
稲松先生:基本的な手洗い・うがいはもちろんですが、自然免疫を高めるために乳酸菌B240を摂取するということも意識してほしいです。
小野:わかりました。今日から早速始めたいと思います!

◆◆編集後記◆◆
