スキー&スノーボードで話題急騰の「パウダーゾーン」。穴場はファミリーゲレンデ?!
しかも、これまでは上級者のみの楽しみだったパウダー滑走が、ギアの進化で初・中級者でも楽しめるようになったことも見逃せません。
ギア進化で身近になったパウダー滑走

ファットスキーの品揃えも豊富な舞子スノーリゾートの「BRAND VIKING RENTAL SYSTEM」
その背景はスキー&スノーボードギアの進化。ファットスキーとかパウダーボードといわれる、パウダー滑走に適したギアが続々と登場し、初・中級者でもそれなりにパウダーの浮遊感を堪能できるようになると、スキー場は未圧雪エリアを拡大し、パウダーゾーンとして売り出し始めたのです。
とはいえ、パウダー専用といわれるギアはフラット(圧雪)バーンでの滑走性は決して高くはないので、板を2本も3本も購入できる方向け、といわざるを得ません。そこで生まれたのが、圧雪でもパウダーでも滑れる中間に位置する板。簡単にスキーでその特徴を説明すると、一般のスキーよりも太いのが兼用、さらに太いのがパウダー専用といった具合です。
パウダー初心者や2本目の板を買う予定がない方は、この兼用の板を購入するのが賢明かもしれません。もしくは、ファットスキーやパウダーボードを貸し出してくれるレンタルショップも増えてきているので、ゲレンデ状況のいい時だけ、そこでレンタルするというのもおすすめです。
降雪時には朝イチリフトを狙って長蛇の列。穴場はファミリーゲレンデ?!
しかし、それ以上に増加傾向なのがパウダーフリーク。そんな彼らが狙うのは、まだ誰も滑っていないノートラックのバーン。降雪時、人気ゲレンデのリフトには長蛇の列というのも、いまや見慣れた風景となっており、パウダー初心者にとってはなかなか入りにくい雰囲気があるのも確かです。
そこでおすすめしたいのが、ファミリーゲレンデ!えっ?!と感じられた方も多いかと思いますが、ファミリーゲレンデも急斜面は未圧雪とすることは多いですし、ファミリースキーヤーは圧雪されたバーンを好むので、一般コースの横にちょっとしたパウダー「はじパウ」が残っていることも。
しかも、スキー場がパウダーを大々的に宣伝することは少ないので、パウダーフリークの目に留まりづらいというメリットもあるのです。今回はそんな穴場のファミリーゲレンデをご紹介します。
初級者向けツリーランコースもある「タングラムスキーサーカス」
そんなスキー場が本格的にツリーランコースを作ったのは昨シーズンから。今季は初心者でも安全に林の中を滑れるコースも新登場。今シーズンのパウダーゾーン穴場スキー場の急先鋒です!
【タングラムスキーサーカス】
●おすすめコース:キングススラローム、ももダウンヒル、ぶどう沢
●所在地:長野県上水内郡信濃町古海
●スキー場の詳細はこちら
首都圏から約2時間のパウダー天国「たんばらスキーパーク」
そんなたんばらのおすすめコースは「トライアルコース」。斜度は最大25度とパウダーゾーンのなかでは比較的なだらかなので、パウダー初心者におすすめです!
【たんばらスキーパーク】
●おすすめコース:トライアルコース
●所在地:群馬県沼田市玉原高原
●スキー場の詳細はこちら
ボウル状で未圧雪エリアが多彩な「片品オグナほたかスキー場」
そして、1月7日~2月26日の土日祝は「スマートファーストトラック」を開催。朝7時から2本のリフトを先行稼働し、パウダーゾーンを開放するので、ぜひともオグナ自慢のパウダーを堪能ください!
【片品オグナほたかスキー場】
●おすすめコース:ウェーデルンコース、エキスパートコース
●所在地:群馬県利根郡片品村花咲字武尊山
●スキー場の詳細はこちら
ハイクアップ約10分でお手軽オフピステ「ムイカスノーリゾート」
もともと安定した降雪量でパウダーヒット率は高いスキー場ですが、ここ数年、密かに注目を集めているのが「オフピステフィールド」。第3ペアリフトから10分ほどのハイクアップというお手軽感が最大の魅力です。
【ムイカスノーリゾート】
●おすすめコース:オフピステフィールド(ダイナミック・コンドル・イーグル)
●所在地:新潟県南魚沼市小栗山2910-114
●スキー場の詳細はこちら
