手作りシュガースクラブは、冬のセルフ肌ケアに最適!
シュガースクラブの作り方は簡単なうえ、お砂糖の特性から冬のお肌のケアにとっても合うんです。しかもアレンジ法も多いので、少し工夫すれば癒されアイテムに大変身! 肌の乾燥が気になる人は早速今夜のバスタイムに、お気に入りのシュガースクラブを作って癒やされてみませんか?
お肌に水分を呼び寄せる特性がある砂糖
これくらいの量のハチミツに砂糖を少量混ぜるだけ!
もともと砂糖は保湿力と吸収力といった特性を持っていますが、「シュガースクラブ」はその特性から、肌に水分を呼び寄せる効果が期待できます。また、保湿力と吸収力に加えて、昔から傷の薬として使われていた砂糖は、乾燥によって疲弊した肌に治癒力を与える効果も期待できるのです。
こうした特性から、シュガースクラブされた肌は、その後の化粧水や美容液を吸い込む効果が期待できるので、保湿効果もバッチリ!
そして、いざシュガースクラブを作る際に覚えておきたいポイントは、ミネラル成分が豊富なてんさい糖やきび糖などを使用すると、より高い効果が期待できることにあります。さらに、ケアする頻度は週に1〜2回をめどにするとよいでしょう。
早速、基本のシュガースクラブを作ってみよう!
唇の乾燥も激しい冬は、シュガースクラブを少量塗ってみよう
【基本のシュガースクラブの材料/砂糖+ハチミツ】
砂糖とハチミツを使えば、「砂糖=保湿」+「ハチミツ=保湿」の最強の組み合わせに!
ハチミツの成分には殺菌や抗菌作用もありますので、初めてシュガースクラブ作りにトライする人は「基本のシュガースクラブ」がおすすめです。
【基本のシュガースクラブの分量】
砂糖:ハチミツを1:1の割合でスプーンなどで混ぜるだけ。
唇がカサカサした時は、基本のシュガースクラブを指先に少しとり、優しく軽く円を描くようにそっと塗りましょう。そしてそのまま少し時間をおいて軽く流すと、しっとりした感触が実感できるはず。
「砂糖+オイル」のアレンジ・シュガースクラブもおすすめ!
カサカサしたヒジ、ヒザ、カカトのケアにもおすすめ
このとき使用するオイルは、ホホバオイルなどの肌なじみのよい肌用オイルを。
【アレンジ・シュガースクラブの分量!】
砂糖:オイルを2:1の割合で混ぜます。
カサカサしたヒジ、ヒザ、カカトをケアしたい場合は、砂糖の分量を少し多めにしてオイルだけでなくハチミツを少し加えるのがコツです。
ヒジ、ヒザ、カカトや肌に塗るときは、スクラブを手に取り、優しく円を描くように塗っていきます。最初はザラザラしたテクスチャを感じますが、そのザラザラも体温によって溶け、徐々になくなってしまいます。そして、少し時間をおいてから流しましょう。
体全体に使う場合は、バスタオルや寝巻きにオイルがつかないよう、温まった浴室内でバスタオルで体の水滴を拭き取り、少量を伸ばすようにして塗った後はお湯で流すか、ティッシュやタオルで拭き取りましょう。
また、オイルが床に落ちた場合は床が滑りやすくなるので転倒しないよう十分注意してくださいね。塗り終わっ後は、オイルが落ちた部分の床をシャワーのお湯でしっかり流すことも忘れずに。
砂糖+オイル+エッセンシャルオイルのアレンジ方法も!
その日その日の気分で、エッセンシャルオイルを数滴アレンジしよう!
疲れている時、癒やされたい時、元気を補充したい時など、気分に合わせてお気に入りのエッセンシャル(アロマ)オイルを混ぜるのもおすすめです。
【アレンジ・シュガースクラブの分量!】
砂糖:オイル:エッセンシャルオイルを、2:1:2〜4滴くらいの割合で混ぜます。
ラベンダー、オレンジ、ゼラニウム、ベルガモットなどのエッセンシャルオイルを、その日の気分や体調に合わせて選ぶのも素敵ですね。
お手製シュガースクラブの活用法
シュガースクラブで保湿したモチモチ肌の出来上がり!
力が強いと肌トラブルに原因になりますし、塗布する時にザラザラとした質感があるため、刺激を与えた直後の皮膚は敏感な状態になっています。よって、強い力で塗らないようにしましょう。また、お湯で流すか、ティッシュやタオルで拭き取った後はそのままにせず、いつもの化粧水や美容液でケアしてくださいね。
── シュガースクラブは、冬に実践したい自宅でできる簡単な肌ケア法。
冷たい風の中で頑張った日の夜に少し時間ができたら、シュガースクラブでいつものシャワータイムを癒やしのホームエステタイムにしてみては!