梅雨時期の洗濯機の臭いトラブルを解決しよう!洗濯機掃除のコツ
湿度が高いから仕方ないと思うかもしれませんが、実は室内干しの洗濯物の臭いは洗濯機を掃除することで抑えることが可能と言われています。そこで、今回は梅雨時期に行うべき洗濯機のメンテナンス方法についてご紹介します。
洗濯機のお手入れで洗濯物の臭いを減らせる!?
室内干しするときの臭いの原因は洗濯機のせい?
・衣類で繁殖した雑菌
・洗濯機で繁殖した雑菌
この時期は汗をかきやすく、脱いだ衣類を湿ったままカゴや洗濯槽に放置した状態が続くと、衣類にはどんどん雑菌が繁殖していきます。洗濯をすることで、この雑菌をすべて取り除ければいいのですが、残念ながら洗濯機そのものにも雑菌が繁殖していると、どれだけ洗っても洗濯物に雑菌が残ります。
そうならないために重要なのが、洗濯機掃除です。梅雨入り前に洗濯機を掃除したという人でも油断はできません。この時期は1ヶ月に1回くらいのペースで除菌する必要があります。それだけでなく、毎日行わなくてはいけないメンテナンスもあるのです。
このメンテナンスをきちんと行うかどうかで、洗濯物が臭くなるかどうかが決まると言っても過言ではありません。では、どんなお手入れをすればいいのか。次章からは梅雨時期の洗濯機メンテナンス方法をご紹介していきます。
臭いを発生させないための洗濯機定期メンテナンス
定期的にセルフメンテナンスを行えば臭いを抑えることができます
洗剤投入口から洗剤を入れている場合には、汚れが気になったらすぐに掃除しましょう。それほど汚れていないようなら月に1回の掃除でOKです。40℃くらいのぬるま湯で、固まった洗剤をふやかして、取り除きましょう。
そして重要なのが洗濯槽の掃除です。槽乾燥・槽洗浄コースのある洗濯機の場合は、週に1回のペースで槽乾燥させ、取扱説明書の指示に従って、月に1回は槽洗浄コースで洗濯槽を洗いましょう。ポイントは槽洗浄に塩素系クリーナーを使うという点です。
塩素系クリーナーはカビに強く、根本からカビを取り除いてくれます。酸素系クリーナーや重曹をおすすめしている人もいますが、洗濯槽をしっかりと掃除したいのであれば、塩素系クリーナーをおすすめします。
毎日:糸くずフィルタの掃除・乾燥フィルタの掃除
1週間に1回:槽乾燥
月に1回:洗剤投入口の掃除・洗濯槽の掃除
脱いだ衣類は洗濯機に入れておかないこと
脱いだ衣類は洗濯機に投げ込まずに洗濯カゴに入れておこう
そんな衣類を風通しの悪い洗濯槽に放置したらどうなるか、容易に想像がつくかと思います。脱いだ衣類は洗濯カゴなどに入れておきましょう。もちろん洗濯が終わったら、できるだけすぐに取り出して干すようにしましょう。
また、臭いが気になると、少し多めに洗剤を投入したくなりますが、溶け残った洗剤が雑菌を繁殖させることもあります。たくさん投入すると逆効果で洗濯物が余計に臭くなるため、洗剤は適量を心掛けましょう。
正しく使えば洗濯物の臭いを低減し、洗濯機そのものからする異臭も抑えられます。いつもきれいな状態を保つことで、日頃のメンテナンスの手間も減りますので、洗濯物を投げ入れたままにしたり、必要以上の洗剤を使ったりしないように気をつけましょう。
どうにもならない場合にはプロに掃除してもらおう
セルフメンテナンス後にまだ臭いが気になるならプロに掃除してもらおう
いくら洗濯槽の見える部分をきれいにしても、洗濯物に臭いが移ってしまいますので、そこまでひどい場合には洗濯機掃除のプロに清掃を依頼しましょう。分解をともなわない清掃なら1万円程度、分解をしても2.5万円くらいの予算でピカピカにしてもらえます。
余裕があれば、1年に1回くらいのペースでメンテナンスしてもらうのもいいかもしれません。ただ洗濯機の寿命は6~8年ですので、8年以上使っているなら新しい洗濯機に買い替えるのも選択肢のひとつです。
今年は新型コロナウイルスの影響で、梅雨時期もお家時間が長くなりそうです。室内環境を快適にするためにも、思い切ってプロに掃除してもらうか、最新の槽乾燥・槽洗浄コースのある洗濯機に買い替えてみてはいかがでしょう。