知床のシャチに会いにいこう! 陸から見える近さにシャチが!
哺乳類最速で泳ぐ。海洋生態系の頂点。群れで行動し、家族愛が強い
ギャングとよばれていることから、凶暴であるようなイメージのシャチですが、実は家族愛が強く、集団での絆がとても強いといわれています。メス(母親)を中心とした家族や群れで行動し、特に知床では、多いときは400頭近い大集団で行動することもあるそうです。
〈参考:(有)知床ネイチャークルーズ「知床・羅臼の生きもの図鑑」〉
〈参考:NHKスペシャル「知床 シャチ 謎の大集団を追え〉
〈参考:NHK おはよう日本「知床・シャチの集団行動の謎」〉
知床では陸から間近にシャチが見えることも
四方を陸や島で囲まれたオホーツク海には、流氷によって魚類などのエサとなるプランクトンが豊富に運ばれ、さらにこれらをエサとするイルカやクジラ、そしてシャチが訪れ、独特な生態系が築かれています。
オホーツク海のなかでも、特に知床の海では、陸から近いところにシャチなどが回遊し、陸から見えることもしばしば。羅臼を出発する観光船の船長には、漁船や民家から、「シャチがいる」との連絡が入ることもあるそうです。近いときは、陸から1kmほどの距離に見えることもあるというから驚きです。
〈参考:北海道ラボ「海の王者・シャチがもう目の前! 知床・羅臼クルーズの凄さ!!」〉
〈参考:tenki.jpサプリ「北海道で流氷を見ることができる奇跡。それはオホーツク海の環境のおかげ」〉
羅臼のクルーズ船でホエール・ウォッチング!!
知床連山をバックに悠々と泳ぐ。
※クルーズ船に乗るには予約が必要です。ホームページで空席を確認してください。
(有) 知床ネイチャークルーズ
6月に見られるクジラ・イルカ類はシャチをはじめ、マッコウクジラ、ミンククジラ、イシイルカなど。野生の生き物なので、100%の確率で会えるとはかぎりませんが、それこそが自然の醍醐味。一生に一度は雄大な知床の海を間近で泳ぐクジラやイルカ、そしてシャチを見てみたいですね。