脇の汗ジミ対策で行うべき3つのケアと目立ちにくい服を紹介
今回は、夏場の悩みのひとつである脇の汗ジミ対策や、汗ジミが目立ちやすい服・目立ちにくい服の特徴、汗ジミを目立たなくするインナーの選び方について解説します。
脇の汗ジミ対策として行うべきケア
■1. 制汗剤を使用する
制汗剤は、最もポピュラーな汗ジミ対策のひとつです。脇に直接スプレーしたり、薬剤を塗ったりすることで、発汗量を抑えることができます。朝の着替えのときなどに使用するのが一般的ですが、持続時間は製品や体質によって異なりますので、できれば携帯用の制汗剤を持ち歩き、汗が気になったらこまめに付け直すのがベストです。その際は、一度汗を拭き取り、脇を清潔な状態にしてから制汗剤を使用しましょう。出先で何度も付け直す暇がないという方は、持続時間が比較的長いロールオンタイプやクリームタイプの制汗剤を使用するのがおすすめです。
なお、制汗剤と似た製品に「デオドラント剤」がありますが、汗そのものを抑える役割を果たす制汗剤に対し、デオドラント剤は汗による雑菌の繁殖を抑えることを目的としたものです。汗臭対策には有効ですが、汗ジミ対策が目的の場合は、汗そのものの分泌を抑える制汗剤を使用しましょう。
■2. 汗をこまめに拭き取る
衣類に染みこむ前に、汗をこまめに拭き取るのも有効な汗ジミ対策のひとつです。低刺激の汗拭きシートを使用すれば、こまめに汗を拭き取っても肌に余計な負担をかけずに済みます。肌のさらさらが持続する成分が配合された汗拭きシートを使えば、より効果的に汗ジミ対策できるでしょう。
■3. 汗取りシートを使う
脇に直接貼って発汗を防ぐ汗取りシートは、脇から分泌された汗をダイレクトに吸水できるところが特徴です。衣類に染みこむ前に汗をキャッチするので、汗ジミを未然に防ぐことができます。汗取りシートは肌色に似せたベージュ色のものが多いので、服の袖からちらっと見えても目立たないところがメリットです。
なお、汗取りシートは使い捨てですが、繰り返し使いたい場合は洗って使える汗取りパッドを使うのもありです。直貼りではないので装着に手間はかかりますが、再利用できるのでコストを節約したい方におすすめです。
脇の汗ジミが目立ちやすい服・目立ちにくい服
一方、黒やネイビーなど、暗くて濃いめの色は、濡れた部分と乾いた部分の差が小さいので、汗ジミができてもあまり目立ちません。白色も濡れた部分がさほど目立たない色ですが、汗を放置してできた黄ばみや黒ずみが最も目立ちやすい色でもありますので、汗をかいたらすぐに洗う必要があります。
また、速乾性の高いポリエステル素材のトップスなら、シミができる前に乾くので、汗ジミ対策にぴったりです。
脇の汗ジミを目立たなくするインナーの選び方
デザインも、Tシャツタイプからタンクトップタイプ、キャミソールタイプなどいろいろありますので、上に着るトップスの形状に合わせて最適なものを選びましょう。