ゴールデンウィークは自然と触れ合おう!初心者でも楽しめる関東近郊おすすめの山3選
登山に必要な装備
山の天気に関する注意点
上記の画像はtenki.jp「登山天気」アプリ画面です。ふもとだけでなく、登山口、山頂の天気が確認できます。
■気温
気温にも注意が必要です。標高が100m上がると気温は0.6℃下がり、また山頂付近では風が強く、体感温度が下がるため、防寒着は必ず持っていきましょう。上記の画像の丹沢山の例では、ふもとと山頂で10℃以上気温が異なっています。
■雷
雷というと、真夏のイメージがあるかもしれませんが、ゴールデンウィークも雷が発生することもあります。実際に2019年には山で落雷が発生し登山者が亡くなりました。事前に雷の情報とともに、登山ルート中に山小屋等の避難ができる場所があるのか、そこまでのルートを確認し、登山中は積乱雲が発達していないか、遠くで雷の音がしないかなど、周囲の状況を見るようにしましょう。
関東圏内のおすすめの山
標高1,828mの黒檜山を主峰とする赤城山。様々な登山コースとともに、珍しい高山植物も楽しむことができます。「小尾瀬」とも呼ばれる覚満淵を一周するコースは合計距離が1kmほどのため、登山初心者も安心して楽しむことができます。物足りない場合は小沼方面に足を伸ばしたり、周りを散策したりすることも可能なため、ゆっくりと自然を満喫するのにおすすめの山です。
■大きな滝で癒される!川苔山(東京都)
奥多摩にある標高1363mの山です。コースの途中にある百尋ノ滝は落差が約40mあります。川苔山の人気のある登山コースは、川苔橋から、百尋ノ滝を通り、川苔山頂上に向かい、最終的に鳩ノ巣駅に行くコースです(およそ13km)。標高差は1000mほどあるので、自分のペースで無理せず楽しみましょう。
■頂上直下の鎖場はスリル満点!乾徳山(山梨県)
山梨県の山梨市にある標高2031mの山で、電車とバスでアクセスすることができます。360度の眺望が楽しめる頂上、頂上直下の鎖場、森林・草原・岩場というバリエーションにとんだルートなど、楽しみが多い山です。乾徳山登山口から頂上の往復はおよそ11kmあり、日帰りで楽しめます。鎖場があるためグローブがあると安心ですが、頂上直下の20mの鎖場は迂回することも可能です。
今回は初心者でも登りやすい、関東近郊の山3選をご紹介しました。しっかりと装備を整え、山特有の天気にも注意し、ゴールデンウィークの登山を楽しみましょう!