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    誰もが知るツバメの、誰も知らない名前の由来って? 七十二候「玄鳥至(げんちょういたる)」

    サイエンス

    誰もが知るツバメの、誰も知らない名前の由来って? 七十二候「玄鳥至(げんちょういたる)」

    ツバメが海を渡ってやってくる季節です

    4月5日より「清明」の初候・「玄鳥(げんちょういたる)」。玄鳥とはツバメの別名。陽気も暖かくなり、南の台湾やフィリピン、マレー半島、インドネシアで越冬していたツバメが、再び飛来する、と言う意味。鳥には詳しくなくてもその飛びかわす姿を見て、ツバメだとわからない人はいませんよね。スズメやカラス、ハトなどの留鳥とちがい、ツバメは典型的な渡り鳥で一年の半分近くは日本にいないのです。なのにこれほどメジャーなのはすごいこと。きっと農耕民である日本人にもっとも愛されてきた野鳥だからではないでしょうか。

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    職業は漫画家。代表作は「エンブリヲ」ほか。動植物など観察、写真を撮るのが趣味。猫をこよなく愛する。

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