これぞ江戸の粋!7月5日は「江戸切子」の日。涼やかな江戸切子で夏を楽しもう
江戸切子とその歴史
「江戸切子」と呼ぶことができるのは、1.江戸切子協同組合組合員が作成 2.ガラスである 3.手作業 4.主に回転道具を使用する 5.指定された区域(※江東区を中心とした関東一円)で生産されている、という条件を満たしたものだけとなっています。※江戸切子協同組合による
洗練された模様にうっとり
1 割り出し カットの目安となる縦横の印を付ける。
2 粗摺り(あらずり) ダイアモンドホイールに水をつけながら硝子を削り、大まかなデザインを決めていく。
3 三番掛け ダイアモンドホイールに水をつけながら粗摺りをもとに、より細かくなめらかなカットを施す。
4 石掛け 人工砥石や天然石に水を付けながら加工し、カット面をよりなめらかに仕上げていく。
5 磨き 木盤や樹脂系パッド等に水溶きした研磨剤をつけてカット面の光沢をだす。薬品に浸して光沢をだす(酸磨き)方法もある。
6 バフ掛け フェルトや綿など繊維の回転盤に研磨剤として酸化セリウムを水溶きしたものをつけ、磨きの仕上げをする。
江戸切子の多くは古典的な模様が刻まれています。そのモチーフは菊や麻の葉、亀甲、籠目など、日々の生活の中から取り入れられたものがほとんど。着物や手ぬぐい、刺繍など、今でも見かける馴染みのあるデザインが多くあります。日々の食器やインテリアとしても馴染みやすく使いやすいですよね。
見てみたい、買ってみたい、作ってみたいを叶えるには
こちらでは江戸切子について詳しく知ったり購入したりできます。
所在地 東京都江東区亀戸4-18-8 亀戸梅屋敷内
TEL. 03-3684-6321
月曜定休(祝日営業・翌日代休)
詳しくは公式ホームページをご確認ください
<株式会社 江戸切子の店華硝 (製造 有限会社 熊倉硝子工芸)>
こちらでは購入できるほか、スクールや体験、イベントなども行われています。
所在地 東京都江東区亀戸3-49-21 (製造1F 店舗3F)
TEL03-3682-2321
詳しくは公式ホームページをご確認ください
<すみだ江戸切子館>
こちらではおよそ350点を常時展示販売するほかにも、製造工程などの詳しいパネル展示や体験も行われています。
所在地 東京都墨田区太平2-10-9
TEL03-3623-4148
日・祝日休館
詳しくは公式ホームページをご確認ください
<浅草 おじま>
こちらでは購入できるほか、制作・体験も行われています。
伝法院店 浅草おじま
所在地 東京都台東区浅草2-3-2
*購入と製作体験の場所が異なります。
詳しくは公式ホームページをご確認ください
参考
江戸切子共同組合