気象庁は、あさって10日にかけて日本海側を中心に平地でも大雪になるおそれがあるとして、交通への影響などに警戒するよう呼びかけました。
気象庁と国土交通省は、午後2時から緊急会見を行い、冬型の気圧配置が強まっている影響であさって10日にかけて北日本から西日本の日本海側を中心に警報級の大雪になる恐れがあるとして警戒を呼びかけました。
あす9日を中心に、東北地方や北陸地方などの平地でも積雪が増える予報となっており、気象庁は、公共交通機関などで大規模な遅れや運休が発生するおそれがあるとして大雪の際は、不要不急の外出を控えるよう注意を促しました。
国土交通省も、車両の大規模な立ち往生を回避するために、予防的に高速道路や幹線道路の通行止めを行う可能性があるとして、最新の情報に留意し、冬用タイヤの着用など安全を確保するよう呼びかけました。
また強い寒気が流れ込むため、雪崩、強風に注意が必要なほか、電線や樹木への着雪による停電のおそれがあり、雪が強まる前に、備えを確認するようにしてください。