強い寒気が愛媛にも流れ込み、久万高原町や西予市の山間では8日に雪が積もりました。9日からは今シーズンの最強寒波が流れ込み、平地でも雪が積もる恐れがあります。気象台は積雪や路面の凍結などに注意を呼びかけています。
久万高原町は8日朝を中心に雪が降り、午後3時時点で1センチの積雪を観測。最低気温は愛媛県内で最も低い0.1度になり、小学生たちがマフラーやダウンコートを身に着け登校しました。
登校する男の子:
「(道路が)雪で隠れて分からなかったけど、ちょっと滑りました」
登校する女の子児:
「分からないくらい寒い。手袋持ってきてない」
学校の池も凍る寒さのなか、子どもたちはサッカーをしたり雪合戦をして体をあたためていました。
気象台によりますと、四国の上空には9日からマイナス12度以下の今シーズンの最強寒波が流れ込む予想。中予と南予で10日にかけて山地を中心に大雪になり、平地でも雪が積もる恐れがあります。
9日午後6時までの24時間に降る雪の量は多い所で山地30センチ、平地1センチ。10日午後6時までの24時間では山地30センチ、平地5センチが予想されています。
また松山で予想される9日の最高気温は6度、10日は5度となっています。気象台は積雪や路面の凍結による交通への影響のほか、農作物の管理などに注意するよう呼びかけています。