愛媛県は23日も暖かい高気圧に覆われ、各地で3月中旬から下旬並の気温になり、ほとんどの地点で今年最も高くなりました。観光名所の松山城では23日もウメの開花が進んでいます。
鈴木瑠梨キャスター:
「正午過ぎの松山城本丸広場です。きょうは日差したっぷりで、上着が要らない陽気となっています。この暖かさで梅の開花が一気に進んだということで、あたりには梅のいい香りが漂っています」
穏やかに晴れた愛媛県内。最高気温は鬼北町17.5度、愛南町17.1度、宇和島17.0度などと、3月中旬から下旬並に。ほとんどの地点で今年最も高くなりました。
松山の最高気温も16.5度と春の陽気に。松山城総合事務所によりますと、天守の近くにある白梅は18日頃に咲き始め、ここ数日の暖かさで一気に開花が進んだといいます。本丸広場では上着を脱いで手に持つ人の姿が多く見られました。
地元の人:
「きょう暖かいですね。これ(コート)いらなかったです。冬苦手なんで引きこもっちゃうんで、暖かくなってきて私は好き」
あまりの暖かさに冷たいソフトクリームを食べる人も…
三重から卒業旅行の観光客:
「いよかんソフトです。(1月だけど)全然食べてちょうどいいくらい」
売店の「ソフトクリーム」はこの時期の平均の1.5倍ほど売れたということです。
愛媛県内の気温は24日も中予と南予を中心に15度位まで上がる見込み。ただ、その後は日ごとに気温が下がり、27日からは30日まで再び冬の寒さが戻ると見られています。