今シーズン一番の強い寒気の影響で、県内は山地を中心に断続的に雪が降っています。
9日明け方から10日午前中にかけて山地では大雪となり平地でも積もる所がありそうです。
標高約1100メートル、8日朝の阿蘇草千里です。
7日夜からの雪が草原にうっすらと積もり、強い寒気の時に作られる樹氷も見られました。
【韓国から訪れた観光客女性】
「景色がきれい。寒いけどここに来て良かった」
寒気に伴う筋状の雲が流れ込んだ8日の県内。
しかしまだ雲にはすき間も多く、晴れ間が広がった時間もありました。
9日、九州の上空1500メートル付近には地上で雪の目安とされるマイナス6度を下回るマイナス9度の寒気が流れ込む見込みです。
9日夕方までの24時間に予想される雪の量は多い所で山地で5センチ、平地で1センチとなっていて、雪は10日にかけても断続的に降る予想です。
気象台は雪や凍結による交通障害や、樹木や電線への着雪などに注意するよう呼びかけています。