ゴルフシューズ選びで迷う「ソフトスパイク」と「スパイクレス」
そこで今回は「ソフトスパイク」と「スパイクレス」の違いとメリット・デメリットを紹介します。ご自身に合ったゴルフシューズが選べるよう、違いを理解しておきましょう。
ゴルフシューズ選びのコツ!「ソフトスパイク」と「スパイクレス」の違いとは
■ソフトスパイクとスパイクレスの違いはソールにある
ソフトスパイクは、ソールのところに樹脂製のスパイクがついているのが特徴です。このスパイク部分は取り外しが可能で、スパイクが劣化してきたら取り替えられます。元々は金属製のスパイクが一般的でしたが、芝を傷つけてしまうため、現在は樹脂製のスパイクが使用されています。
スパイクレスはスパイクがついていないシューズのことです。スパイクはありませんが、ソール部分には凹凸があります。見た目には通常のスニーカーに似ていますが、メーカーによってさまざまな凹凸を配しているのが特徴です。
■ソフトスパイクはグリップ力が高い
ソフトスパイクとスパイクレスの違いはソールにありますが、スパイクレスだからといって芝の上で滑りやすいかといえばそうではありません。スパイクレスの凹凸部分の開発が進み、現在ではスパイクレスでも滑りづらいシューズがたくさんあります。
ただ、スイング時に踏ん張りやすいのは、スパイクがついていてグリップ力が高いソフトスパイクです。プロやセミプロレベルのゴルファーは、スパイクレスを使用する人が圧倒的に多いと言われています。しかし、アマチュアレベルであれば、グリップ力の大きな違いを感じることはあまりないでしょう。
■初心者におすすめなのはスパイクレス
グリップ力ではスパイクレスに勝るソフトスパイクですが、スパイクは樹脂製でもシューズ側に金属ネジ受けがついているため、シューズが重くなってしまいます。また金属があることで、シューズの屈曲性が低いため、スニーカーを履いているときと比べると足の自由度が低くなってしまいます。その点スパイクレスは軽量で屈曲性も高いので、スニーカーと同じような感覚で履けるのが特徴です。そのため、初心者にはスパイクレスの方が違和感なく履けると言われています。
ただ、もちろん好みの問題もありますので、それぞれのメリット・デメリットを知ったうえで自分に合ったシューズを選ぶのがおすすめです。
「ソフトスパイク」のメリット・デメリット
■メリット
ソフトスパイクのメリットは、グリップ力が高いことです。体重移動をしっかり行ってスイングする場合でも、ソフトスパイクならしっかり踏ん張れます。雨の日など芝が滑りやすい状態でも、踏ん張ってスイングができるのが大きなメリットです。
またスパイク部分は着脱式なので、劣化すれば交換できます。スパイク部分だけを交換すればいいので、コストパフォーマンスがいいと言えるでしょう。
■デメリット
スパイクが芝に引っかかってしまうことがあるため、長時間のラウンドでは足が疲れやすいというデメリットがあります。
また打ちっぱなしでソフトスパイクを履く場合、人工芝はあまり沈み込まないので、不安定に感じて打ちづらくなってしまうことがあるでしょう。
「スパイクレス」のメリット・デメリット
■メリット
スパイクレスのメリットは、歩きやすく疲れにくいという点です。ソール部分が芝に引っかかることもないので、足に負担がかかりません。スニーカーと同じような感覚で履けるので、初心者に向いています。
■デメリット
デメリットはソールが劣化した場合は買い替えが必要になるということです。スパイクレスは、ソフトスパイクのように劣化したスパイクだけを交換するということができません。ソールが劣化するとグリップ力が弱くなるため、買い換える必要があります。
またグリップ力が上がってきているスパイクレスが増えているとはいえ、ソフトスパイクと比べるとグリップ力は下がってしまいます。
初心者ならスパイクレスがおすすめ!下半身をしっかり使う人はソフトスパイクを選ぼう
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