北海道 利尻山でも、うっすら雪化粧!
今シーズンの利尻山は銅メダル!
12日の午後9時の時点で、稚内の上空1500メートル付近には氷点下0・9度(速報値)と10月下旬並みの寒気が入り、標高1721メートルある利尻山の山頂付近では雪が降りました。13日午前9時30分には、雲と雪が重なって判別しにくいものの気象台の職員が目視で観察をし、雪であることを確認できたそうです。写真でも雲の切れ間から山頂に細く雪渓が見えます。
今シーズン、全国の気象台で初めて初冠雪を観測したのは9月20日の「旭岳」で、続いては9月26日の「富士山」で、「利尻山」は3番目となりました。
なお、利尻山での初冠雪は、最も早い観測が2014年9月17日で、最も遅い観測は1991年と1966年の10月16日で、今年は1943年の統計開始以来、5番目に遅い観測となりました。
山頂で雪化粧のあとは、峠で雪が積もる?!
しかし、来週15日から17日にかけては日本海側で雨が降りやすくなります。特に16日から17日頃は上空1500メートル付近に氷点下3度以下の11月上旬並みの強い寒気が流れ込むため、三国峠や石北峠など標高の高い峠では雪が降り、積雪状態となる恐れがあります。
峠を越える予定のある方は、この週末のうちにタイヤ交換を済ませるようにして下さい。また、来週は各地で冷え込みが強まりますので、ストーブの点検や冬物の服を出しておくなど冬支度も進めておくと良さそうです。