スギ花粉 今日14日も「少ない」所がほとんど 静岡など太平洋側の一部で飛散量増加
静岡「多い」 神奈川・山梨・三重・和歌山「やや多い」
ただ、関東から紀伊半島にかけて、午前中は沿岸を中心に風が強めに吹く所もあり、花粉が飛びやすいでしょう。特に、静岡県では「多い」予想で、三重県と和歌山県、山梨県と神奈川県の一部で「やや多い」予想。花粉に敏感な方は、これまでよりも症状が強く出る可能性があります。対策を万全になさってください。
週間花粉飛散予測
スギ花粉の飛ぶ量は、広い範囲で「少ない」状態が続く見込みです。
ただ、静岡県をはじめ、本州の太平洋側では沿岸部を中心にやや多く飛ぶ所もあるでしょう。気温が低めでも、風が強く吹く日は予想よりも飛散量が増える可能性があります。日々の天気予報や花粉情報を確認しつつ、対策を心がけましょう。
外出時の花粉対策
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。