9日(木)も 「きぼう 国際宇宙ステーション(ISS)」を見られるチャンスあり
北海道から九州は17時35分頃~ 沖縄は19時13分頃~
上の図は、「きぼう」が見え始める時刻と最も接近する時の方角です。
また、◎・〇・△・×は、最も接近するときの仰角(※詳細は図の右上に)で、「見えやすさ」を示しています。(仰角は、真っ直ぐ前を見ている状態が0°、頭の真上を見上げる状態が90°、その間が45°)
きょう9日(木)は、17時35分頃~40分頃に西日本付近を通過。この軌道に近いエリアほど、建物などにあまり遮られない空の高い所にISSを見ることができます。
なお、この図では「×」となっている「沖縄」も、きょうの「19時13分~17分頃」に見られるチャンスがあります。最接近時の方角は「西南西」で、仰角は38°と比較的好条件です。
各地、見え始めから見え終わりまでは5分間くらいで、明るい星のような光が飛行機よりも速めのスピードで、ツーと流れて行くように見えます。
望遠鏡などを使うと視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すことをお勧めします。
夕方以降の天気
九州北部では雲のかかることもありますが、空を覆いつくすような雲ではありません。多くの所でISSを見られそうです。