台風17号の影響は全国に 荒天に加え猛暑にも注意
荒天の範囲 一気に北海道まで広がる
台風がスピードを上げながら進むため、荒れた天気の範囲が一気に北海道まで広がります。
各地の 風や雨の強まる時間帯
●中国・四国・近畿:雨の降り方は落ち着いてきました。ただ、午前9時頃までは風が強く、沿岸部を中心に立っているのが大変なほどの非常に強い風の吹く所があるでしょう。
●東海:昼頃まで大気の状態が不安定。道路があっという間に冠水するような、非常に激しい雨の降る所があるでしょう。また、昼前まで風のやや強い状態も続きます。
●関東:雨はやみますが、風が強まります。午前9時頃から風が次第に強まるでしょう。千葉県をはじめ沿岸部では、昼過ぎから夕方にかけて、風に向かって歩けないほどになる所もあります。屋根の上など、高い所での復旧作業には、危険な状況になりそうです。
●北陸・東北・北海道:雨も風も強まります。昼頃から大気の状態不安定になり、急に雨が激しく降ってきたり、雷雨になる所があるでしょう。風も昼頃から強まってきて、日本海側では、立ってるのが大変なほどの非常に強い風の吹くおそれがあります。飛ばされてくるもので、ケガをしてしまう危険性もあります。倒木で電線が切れるなどして、広範囲で停電が発生することも考えられます。海は大シケです。なお、東北と北海道は、あすの午前にかけても暴風や高波に警戒が必要です。
気温上昇 暑さ対策を 猛暑日の所も

最高気温は、九州から東北南部にかけて30度前後の所が多い予想です。季節外れの厳しい暑さとなります。熱中症対策を心がけてください。特に、北陸はフェーン現象の影響で気温が上がり、35度以上の猛暑日となる所もあるでしょう。