中国地方1か月予報 クリスマスから今季一番の寒波襲来 新年も寒さの厳しい日が多い
それによると、クリスマスからの数日間は中国地方の上空に今シーズン一番の強い寒気が流れ込み、山陰と山陽北部を中心に大雪のおそれがあります。風も強まって、荒れた天気になる日もあるでしょう。新年になっても、寒気の流れ込みやすい状態が続く見込みです。
1週目(12月25日~12月31日) 山陰と山陽北部を中心に警報級の大雪のおそれ
島根半島の沖合では、北風と北西の風がぶつかり合い、雪雲が発達しやすくなるでしょう。しかも、日本海の海水温は平年より1℃から2℃ほど高く、上空との気温差が一段と大きくなり、雪雲がさらに発達するおそれがあります。雪起こしの雷が発生し、短時間に強い雪の降る可能性もあります。
26日から27日にかけて、山間部では最高気温が0℃に届かず、日中でも凍てつくような寒さになるでしょう。警報級の大雪になるおそれがあるため、雪道での立ち往生などには十分にご注意ください。
2週目(1月1日~1月7日) 新春寒波となるおそれも
インフルエンザの流行する時期になるため、健康の管理には十分にご注意ください。
3~4週目(1月8日~1月21日) 寒の内らしい寒さの日が多い
山陽南部は空気の乾燥に、山陰と山陽北部は山沿いを中心に路面の凍結に注意が必要です。