中国地方 梅雨の中休みが終わり、あすから梅雨の最盛期へ
中国地方(山口県を除く)は6月10日に梅雨入りしたのち、各地で梅雨本番を思わせるような大雨が降りました。先週も大雨警報が出るような激しい雨の降った日がありましたが、天気は周期的に変わりました。朝晩は涼しく、日中はからっとした暑さが続いていましたが、梅雨の中休みはきょうで終了です。あすからは梅雨前線が北上し、いよいよ梅雨の最盛期に入る見込みです。
あすの午後 西部を中心に激しい雨も
ここしばらくは、日本の南の海上に梅雨前線が停滞してきましたが、今夜からあすにかけては太平洋高気圧の北への張り出しが強まり、梅雨前線は山陰沖の日本海に停滞する見込みです。
中国地方は次第に雨の降る所が多くなり、午後は広島県や山口県を中心に雷を伴って激しく降る所があるでしょう。
前線の活動が強まった場合には、あさってにかけて大雨になるおそれもあります。
雨のピークや大雨になる場所などについては、最新の情報で確認するようにお願いします。
向こう一週間は天気がぐずつき、蒸し暑い日が続く
向こう一週間は、梅雨前線の活動する舞台が本州付近になるため、曇りや雨の降る日が多くなるでしょう。前線の活動が強まった場合には、大雨になるおそれもあります。
また、中国地方には暖かく湿った空気が流れ込むため、蒸し暑い日が多くなる見込みです。気温があまり高くなくても、湿度の高い日にはからだに熱がこもりやすくなるため、熱中症にも注意が必要です。