4日は東京23区で積雪のおそれ 雪のピークは今夜 スリップ事故や転倒など注意
今夜~明日朝にかけて広く雪 山沿いを中心に大雪も
夜にかけても各地で雪が降り続くでしょう。雪のピークは今日の夜遅い時間帯で、山沿いでは大雪となるおそれがあります。また、平野部でも内陸部を中心に道路にしっかり雪の積もる所がありそうです。都心など東京23区内でも屋根や植え込みが白くなり、車通りの少ない道路などにうっすら雪が積もることも考えられます。
平野部でも積雪のおそれ どんな影響がある?
すでに列車の計画運休や、高速道路の予防的通行止めが発表されています。勤務先の周辺では雪が積もっていなくても、山間部の雪により、列車の運行が乱れる可能性もあります。
また、夜遅くなるほど平野部でも積雪の可能性が高くなります。お帰りの際は転倒しないよう、お気をつけください。できるだけ早めに帰宅するとよさそうです。
また、ノーマルタイヤでの車の運転は大変危険です。今日の夕方以降はいつ道路に雪が積もってもおかしくありません。チェーンなど雪の装備がない場合は運転をとりやめ、公共交通機関を利用してください。
また、雪が積もっていなくても、濡れた路面が凍結している場合があります。やむを得ず車を運転する場合はスリップ事故をおこさないよう、急ブレーキや急ハンドルなどの「急」のつく運転は避けてください。
雪はいつまで 明日5日の朝の注意点は
道路に積雪が残っていた場合、外出の際は荷物をリュックに入れて両手をあけ、手袋をつけましょう。滑りにくい靴を履き、歩幅を小さくしてゆっくりペンギンのように歩くのがおすすめです。
雪道での歩き方
(1)寒いからといって、手をポケットに入れたり、歩きスマホをしたりするのは、大変危険です。手が使えないと、急な動きに対応できず、万が一、転んだ時に、大けがにつながりますので、絶対にやめましょう。
(2)荷物は、なるべく手に持たないようにしましょう。バッグは、リュックサックなど背負うタイプの物がおすすめです。手が自由に使えるようにすると、いざという時に、けがが防げます。
(3)もし転んでしまっても、体を強く打たないよう、洋服も工夫しましょう。厚手の服装だと、寒さを防ぐだけでなく、クッションの代わりにもなります。
(4)洋服の素材は、濡れにくく、撥水性のある素材のものを着用しましょう。洋服が濡れてしまうと、体が冷えやすくなってしまいます。
(5)歩くときには、なるべく狭い歩幅で、足をまっすぐ下に踏み込みましょう。そろそろとペンギンのように歩くと、転びにくくなりますので、覚えておいてください。