来週後半は本州も台風21号の影響を受ける可能性あり 今後の動向に要注意
2024年10月26日12:15
大型の台風21号 沖縄に「強い」勢力で接近か
このあとも発達しながらしばらく西よりに進んだ後、次第に進路を北より変えて、30日には「強い」勢力となるでしょう。31日には強い勢力を保ったまま沖縄の南へ進むとみられます。沖縄や奄美では30日頃から大しけとなり、台風の進路次第では11月1日頃にかけて大荒れの天気となるおそれもあります。
来週後半 西日本や東日本も台風影響の可能性あり
そして、ポイントとなるのが、来週にかけては「本州の南に前線が停滞しやすい状態」ということです。このため、台風21号周辺の暖かく湿った空気によって前線の活動が活発になるおそれがあります。台風が離れていても九州から本州で雨が強まり、台風の動向によっては雨の量が多くなることが考えられます。このあとも最新の台風情報をご確認ください。
11月の台風接近は
また、11月に上陸した台風は、統計のある1951年以降で1回(1990年の台風28号)しかありません。もし11月はじめに台風12号が本土へ上陸すれば、統計史上2番目に遅い台風となります。