紫金山・アトラス彗星がいよいよ夜空で見頃に いつ、どこに見える? 天気は
2024年10月12日16:47
紫金山・アトラス彗星が見頃に 観察できる時間や方角は
発見当初に期待された明るさには届かないものの、暗い空であれば、肉眼でもその姿を観察できそうです。双眼鏡などを使うと尾が伸びる「ほうき星」の様子が見られる可能性もあります。
見える時間帯は、今年9月に観察チャンスがあった際は明け方でしたが、10月中旬は「日の入り後」と、気軽に観察しやすい時間であることがポイントです。ただ、空が暗くなってから彗星が沈むまでの時間が短いため、日の入り後1時間前後を目安に観察するとよいでしょう。
見える方角は「西」です。明るく輝く金星を目印に探しましょう。
観察におすすめの日は
16日頃からは観察しやすい高度になります。彗星自体の明るさがやや暗くなるものの、20日頃までは肉眼でぼんやり見えることが期待できそうです。できるだけ空の暗い場所で観察するとよいでしょう。
その後は、さらに高度が上がりますが、彗星はより暗くなってしまうため、空の暗い場所でも肉眼での観察は難しくなるでしょう。
気になる天気は?
15日はさらに曇りや雨のエリアが広がり、16日にかけては多くの所で観察にはあいにくの天気となるでしょう。
17日は晴れる所が多く、観察によさそうですが、18日以降は気圧の谷が度々通過して、1~3日の短い周期で天気が変わります。最新の天気予報をこまめに確認し、観察のタイミングを逃さないよう、お気をつけください。