17日は関東や中国、九州などで気温急上昇 急な暑さに注意 熱中症予防のポイントは
2024年07月17日06:44
昨日より気温アップ 5℃前後高い所も 九州で猛暑日急増
九州は強い日差しが照りつけ、気温がグングン上がります。広い範囲で30℃を超えて、35℃以上の猛暑日となる地点が急増しそうです。昨日より5℃くらい高くなる所もありますので、急な暑さで体調を崩さないよう、お気をつけください。
中国、四国、近畿、東海も32℃前後まで上がり、体にこたえる暑さでしょう。特に中国、四国では昨日との気温差が大きくなりそうです。
関東甲信は昨日より5℃前後高く、30℃を超える所もありそうです。東京都心は30℃の予想で、4日ぶりの真夏日となるでしょう。湿度が高く、かなり蒸し暑く感じられそうです。
北陸や東北は28℃前後の予想で、東北北部は昨日より5℃くらい低い所があるでしょう。
北海道は所々で30℃を超えて、真夏並みの暑さです。35℃近くまで上がる所もありますので、暑さ対策を忘れないようにしてください。
沖縄は34℃前後の予想で、うだるような暑さが続くでしょう。
熱中症予防のポイント
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。
応急処置のポイント
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。