雨ピークいつ? 午後は関東や北日本にも雨雲 日本海側で激しい雨も 道路の冠水注意
午前中は近畿や四国でどしゃ降り 東海では一部で激しい雨も
午後は雨の範囲がさらに東や北へと広がり、日本海側を中心に雨の降り方が強まるでしょう。
雨のピークは 風も強まる
中国地方や四国、近畿、東海、北陸も所々で雨や雷雨となり、夜は日本海側を中心に激しい雨が降りそうです。発達した雨雲は次第に太平洋側にも広がり、明日昼頃にかけてはあちらこちらで激しい雨が降るでしょう。
今日正午現在、雨雲は東へ進んでおり、午後は関東北部や甲信でも所々で雨や雷雨となりそうです。関東南部も夜は一時的に雨で、明日は朝から昼頃にかけて雨の降る所が多いでしょう。激しい降り方にはならないものの、南風が強まるため、傘を差しても濡れてしまいそうです。
東北や北海道も天気は下り坂で、次第に雨が降りだします。今夜から明日朝にかけて低気圧が通過するため、広くどしゃ降りの雨となり、特に今日夕方から明日の朝にかけては局地的に激しい雨が降るでしょう。沿岸部を中心に風も強まりそうです。
2日にかけて雨量が増える 大雨の時に危険な場所は
実際に大雨が発生したら、適切な対応ができるよう、事前に確認しておくことが大切です。安全を確保するために以下の点に注意してください。
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。