27日 雨上がりで花粉が増える 東海・関東・東北で非常に多い 土日の花見も対策を
東海・関東・東北で花粉が「非常に多い」
雨上がりで気温が上がるため、花粉の飛散量が増えるでしょう。
九州から北陸は広く「多い」予想で、場所によっては「非常に多い」予想も。九州を中心にヒノキ花粉が主体になっている所が多く、ヒノキで症状が出やすい方は要注意です。東海・関東・東北は「非常に多い」予想です。ヒノキの飛散が増えている所が多いですが、東北はスギ花粉がたくさん飛ぶでしょう。
お花見は花粉対策を忘れずに
この先は九州から関東では桜が開花ラッシュとなりそうですが、お花見を予定されている方は花粉対策を忘れないようにしてください。
外出時の花粉対策
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。