最大震度6弱 揺れの大きかった地域では18日朝にかけて雨 土砂災害に注意
18日朝にかけて雨も 土砂災害に注意
18日0時現在、震度4を観測した地域もある鹿児島県や宮崎県で雨が降っていて、明け方にかけて雨脚の強まることもありそうです。今雨の降っていない高知県でも弱い雨が降る可能性があります。揺れの大きかった地域では、少しの雨でも土砂災害の危険が高まることもあります。夜暗い時間ですが、十分に注意してください。
土砂災害の前触れは
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。
緊急地震速報が発表されたら
① 屋内にいる場合は、扉を開けて避難場所を確保し、丈夫な机の下など安全な場所に避難しましょう。
② 屋外にいる場合は、ブロック塀や看板から離れ、頭を守りましょう。丈夫なビルのそばであれば、ビルの中に避難してください。
③ エレベーターの中にいる場合は、全てのフロアのボタンを押しましょう。最寄りの階で停止させて、すぐに降りてください。
いつ発生するかわからない地震に日頃から備え、いざという時に身の周りの安全を確保できるようにしましょう。