道路の気象影響予測 大雪や猛吹雪による影響「大」 18日にかけて影響が長引く
大雪と吹雪の影響続く
17日(水)から18日(木)になると冬型の気圧配置は緩むため、雪の降る範囲も狭くなるでしょう。そのため、道路の影響を受ける地域も徐々に少なくなる見込みです。ただ、東北や北海道では影響が続きますのでご注意ください。
上の図の「道路の気象影響予測」によると明日16日(火)にかけては、北海道から東海を中心に影響が大きいでしょう。17日(水)の日中になると関東甲信から九州にかけて影響の可能性は低くなります。北海道、東北、北陸は影響が残るでしょう。18日(水)にかけて北海道と東北では影響が長引く見込みです。大雪により一気に雪の量が増える所や吹雪によって見通しがきかなくなることもあるでしょう。不要不急の外出は控えた方がよい所もあります。時間に余裕をもって、いつも以上に慎重な運転を心がけてください。雪が降っていなくても、朝などは路面が凍結していることもありますので、ご注意ください。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。