関東で雨雲が発達中 今夜にかけてゲリラ豪雨に注意
今夜にかけて急な雨や雷雨に注意
このあと今夜にかけて、大気の不安定な状態は続き、関東北部を中心に雨の範囲が広がるでしょう。雷を伴い激しい雨が降ることもありそうです。黒い雲が見える、ゴロゴロと雷の音が聞こえる、急に冷たい風が吹くなど、天気の急変の合図を見逃さないようにしましょう。
また、あす17日(月:海の日)も大気の不安定な状態は続きそうです。連休中でお出かけされる方もいらっしゃると思います。特に山は天気が変わりやすく、川は上流でゲリラ豪雨があると急に水位が上昇することもありますので、注意してください。
上流のゲリラ豪雨(局地的な大雨)を知るには
上流のゲリラ豪雨(局地的な大雨)を知るポイントは3つ。1つめは、川の水かさが急に増えること、2つめは、川の水が濁ること、3つめは、木の枝などが流されてくることです。また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいて、サイレンを聞いた場合も、必ず川から離れてください。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。