土日の天気 天気回復の西~東日本は気温上昇 北日本は日曜日は雨 黄砂にも注意
きょう20日(土)は暑さ戻る 熱中症に注意
最高気温は、九州から東海、甲信にかけては、きのうと同じくらいか高くなる所が多く、30℃近くまで上がる所がある予想です。運動会などの屋外での行事を予定されている方もいると思います。熱中症にはご注意ください。関東から北海道にかけては、日本海側で25℃を超える所はありますが、太平洋側は、海風が入りやすく、きのうより低い所が多くなるでしょう。東京は22℃、仙台は17℃と20℃に届かない予想です。
あす21日北日本では雨 黄砂にも注意
最高気温は、きょう20日(土)以上に暑くなる所が多くなる予想です。九州から東北南部は、広い範囲で25℃以上で、30℃以上の真夏日になる所もあるでしょう。引き続き、熱中所にご注意ください。東北北部や北海道は、気温の上がり方は鈍く、15℃~20℃くらいの所が多くなるでしょう。
また、この雨のあとは黄砂が飛来する予想です。あす21日(日)の夜は北海道の一部だけですが、22日(月)になると北海道から九州の広い範囲で黄砂が飛来する可能性があります。今後の情報にご注意ください。
あると便利 熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。
黄砂の健康への影響を予防するには
① 日頃から最新の情報をチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。
② 黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えることで黄砂を吸い込んでしまう量を減らすことが期待できます。特に、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外での長時間の激しい運動は避けるとよいでしょう。 呼吸器や循環器に疾患のある方、小児、高齢者の方などは、体調に応じて、より慎重に行動することが大切です。洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。
③ 黄砂が飛来している時は、マスク(不織布マスク等)を着用することで、ある程度の予防効果が期待できます。マスクを着用する場合には顔の大きさに合ったものを選び、空気が漏れないようにしましょう。