2週間天気 季節先取りの暖かさ続く このまま一気に春本番?桜のつぼみの成長も進む
1週目6日~12日 天気は短い周期で変化
あす6日(月)は、日本付近は東西に広く勢力を広げた高気圧に覆われる見込みです。全国の広い範囲で晴れるでしょう。ただ、関東は高気圧と高気圧の間の気圧の谷になり、午前を中心に雨が降りそうです。お出かけの時間帯は傘が必要になるでしょう。
あさって7日(火)は、関東の天気も回復して、全国的に晴れるでしょう。この晴れの天気は8日(水)まで続きそうです。
9日(木)は、気圧の谷が西から進んできて、九州から雨が降り出し、夜になると東海まで雨の範囲が広がる見込みです。また、日本海には低気圧が発生して東北や北海道に近づくでしょう。10日(金)は、北海道から東北、北陸で雨が降るでしょう。標高の高い所では雪ですが、平野は雨の所が多くなりそうです。
11日(土)は、北海道や東北の雨も朝までで、日中は天気が回復してくるでしょう。関東から九州は晴れそうです。
12日(日)は、春の天気の特徴らしく、変化が早いでしょう。西からは次の気圧の谷が近づき、九州では天気が下り坂となりそうです。
春本番の暖かさ
上空の気温の予想を見ても、上空1500m付近では0℃の線が北海道付近まで北上しています。この時期の札幌の気温が大体マイナス10℃くらいなので10℃近く高い予想です。
この季節先取りの暖かさで、雪が多く残る地域では、雪どけが進むでしょう。なだれや屋根からの落雪、川などの増水に注意が必要です。また、日中は上着がいらないくらいですが、朝晩はこの時期としては暖かいと言っても、ひと桁まで下がります。脱ぎ着しやすい服装にするとよさそうです。
2週目13日~18日 春の嵐か?
15日(水)以降は、九州から関東は高気圧に覆われて、晴れの天気が続くでしょう。雨上がりの15日(水)は花粉が多く飛びそうです。花粉飛散のピークは今年は長い予想ですので、引き続きご注意ください。北陸や東北、北海道は、短い周期で気圧の谷が通過する影響で、雨や雪の降る日があるでしょう。
桜の開花の便り届くか?
日本気象協会が3月2日に発表した最新の桜開花予想によると、全国で一番最初に桜が開花するのは、福岡と高知で14日(火)、東京は18日(土)です。平年と比べても今年は全国的に早く、桜の便りが続々と届くかもしれません。