土日は再び南岸低気圧が接近 今回は「大雪」ではなく「大雨」に注意
関東地方は「雪」ではなく「雨」に注意
関東南部に大雪をもたらすこともある「南岸低気圧」ですが、今回は低気圧が陸地に近いコースを進むため、雪を降らせるほどの寒気を引き込まない予想です。そのため雪ではなく雨の降る所が多くなるでしょう。低気圧や前線に向かって海から湿った空気が流れ込むため、雨や風が強まり、大雨になる恐れもあります。低気圧が進むコースにはまだ幅がありますので、最新の情報をご確認ください。
また、雪が多く残っている地域でも雨や湿った雪が降るため、雪融けが進みそうです。なだれや屋根からの落雪、雪融けによる河川の増水に注意が必要です。
20日(日)夜にかけて北海道に爆弾低気圧接近
21日(月)にかけて、冬型の気圧配置が強まり、日本海側では大雪となる所もあるでしょう。交通機関の乱れなどに注意が必要です。
災害を前に 今 何をすべきか
①暴風で電柱が倒れたり、電線が切れて夜間に停電になったりすることがあります。懐中電灯を準備し、点灯するか確認しておきましょう。
②断水になった場合に備えて、飲料水を確保するのはもちろん、浴槽に水を張るなど生活用水も確保しておきましょう。
③避難場所で、数日間、過ごすことを想定し、非常用持ち出し品の準備や、食料の確保をしておきましょう。
また、普段から、避難場所や避難経路を確認しておくのはもちろん、家族で、緊急の場合の連絡手段と、その方法を話し合い、落ち合う場所などを決めておくのも大切です。