「2週間天気」年末年始 寒波の影響続く 日本海側だけでなく太平洋側も大雪に警戒
1週目(12月26日から2022年1月1日)
29日(水)と30日(木)は、冬型の気圧配置が一時的に緩みますが、本州の南を気圧の谷が通過しそうです。東海や近畿の太平洋側で雨の降る所があるでしょう。また、日本海側では雨や湿った雪が降りそうです。雪が積もっている所では雪どけによる、なだれや路面凍結、着雪にも注意が必要です。
31日(金)と1月1日(土)は、再び冬型の気圧配置になり、今回の寒波に近いくらいの強い寒気が流れ込みそうです。日本海側は大雪や大荒れの恐れもあります。東海や近畿の太平洋側でも一時的に雪が降る可能性があります。
最高気温は、平年より低い日が多く、28日(火)までと31日(金)、1日(土)は平年より広く5度以上低い予想です。
年末年始に帰省などで、移動される方も多くなると思います。事前に移動先の天気を確認し、準備をしっかりとして、時間に余裕をもって行動なさってください。
風雪・大雪・低温に伴うリスク
① 停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
② 水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道菅の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発砲スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。
③ 商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。
2週目(2022年1月2日から1月7日)
最高気温は、5日(水)までは、平年並みか低い所が多いでしょう。6日(木)や7日(金)は、平年並みか高い予想です。気温の変化が大きくなりますので、体調管理にはご注意ください。