3月も「季節外れ」「記録的」連発か
近年稀にみる異常な冬
コンスタントに寒い日が持続していれば、ひょっとした暖かさに春が実感できますが、今冬は入口から冬らしさは感じられませんでした。図は1月と2月の最高気温の中で冬の昼、晴れれば快適な陽気と感じる目安の気温15度以上の日を過去30年間で調べたものです。
吹いてくる風の向きは冬らしく北寄りの割合が多かったものの、実に12日も春を感じることができました。きょうは2月29日4年に一度のうるう日ですが、関東地方は日差しがあって、花粉の飛散も本格化しています。現在、関東地方に雨雲が接近中です。もし、東京都心で雨を観測すれば、4年に一度の2月29日、「うるう日」としては2012年、2016年についで3度連続のことです。
各地の予想最高気温
まだまだ続く高温(高温に関する早期天候情報)
各地方の影響期間と5日間平均気温平年差は以下の通りです。
北海道:3月4日頃から(+2.5℃以上)
東北:3月5日頃から(+2.4℃以上)
北陸:3月6日頃から(+2.5℃以上)
関東甲信:3月6日頃から(+2.7℃以上)
東海:3月6日頃から(+2.5℃以上)
近畿:3月6日頃から(+2.7℃以上)
中国:3月7日頃から(+2.6℃以上)
四国:3月7日頃から(+2.6℃以上)
九州:3月7日頃から(九州北部地方:+2.7℃以上、南部:+2.5℃以上)
※農作物の管理に注意してください。また、気温上昇に伴い積雪の多い傾斜地では雪崩や雪解けによる災害にご注意ください。今後の気象情報等に留意してください。