3か月予報 8月は猛暑に警戒 秋も残暑が厳しい 太平洋側は秋の大雨にも注意
2024年07月23日15:53
猛暑に警戒
気象庁によると、太平洋高気圧の勢力がしばらく強い状態が続くことに加え、今後ラニーニャ現象が発生する予想であることから、全国的に気温が高い傾向が続く見込みです。
夏の間は、太平洋高気圧の上にチベット高気圧が重なって気温が上昇しやすく、最高気温が35℃を超えるような猛暑が続くおそれがあります。また、秋に入る9月や10月になっても残暑が厳しい可能性があり、この先もしばらく暑さ対策が欠かせません。
秋の大雨にも注意
9月に入ると、太平洋側に南から湿った空気が流れ込みやすくなる見込みで、これらの地域で雨の降る量が多くなる傾向となりそうです。東日本では梅雨よりも秋の方が降水量が多くなりやすく、秋雨前線の活動が活発となって大雨をもたらすことも考えられます。
また、前線による雨だけでなく、湿った空気の影響で大気の状態が不安定となりやすくなります。8月以降もゲリラ豪雨といった局地的な大雨にも注意が必要です。