今夜19時半前に「きぼう」が通過 関東や北日本で観測チャンスあり
「きぼう」とは
地上から見ると、光の点が飛行機よりも速いスピードで流れていくように見えます。画像の光の線は「きぼう」の航跡で、およそ10秒で線一本分進みます。
肉眼では光の点にしか見えませんが、望遠鏡で見てみるとはっきりと姿を観測できます。そしてよく見てみると、機体自体の見え方も常に変化しています。
スマートフォンでも撮影可能
通過予想時刻の3分くらい前から、出現が予想される方角の空を、なるべく視野を広くして探すことがコツです。
光の点が、飛行機よりも速いスピードで流れていくため、見逃さないように探してみて下さい。
途中でISSが空に消える!?
ISSは上空400kmにあることから、夕方に地上で日が落ちてからもしばらく太陽に照らされています。地上からはこの光の反射を追うことで、観測をすることができます。
ただ、地上からの観測中にISSが「夜のエリア」に入ってしまうと、反射した光が届かなくなって、急にISSの光を見失うことになります。今回も観測の途中に、急に空に消えるように見えるはずです。
関東~北日本でチャンスあり
一方、東海や西日本は、西から近づく前線の影響で、夜は天気の崩れる所がある見込みです。日本海側の一部で、雲の隙間から観測のチャンスがありそうです。