低気圧急発達と強い寒気 日本海側大荒れ ホワイトアウトも 太平洋側も冷たい風強い
北海道はホワイトアウトも
北海道では、日付が変わって以降昼過ぎにかけて、20センチほどの雪が降るなど雪の強まっている所があります。
このあとは、低気圧の発達や上空の強い寒気の影響で、日本海側を中心に雪や風が強まる予想です。特に、夕方以降は西寄りの風が非常に強く吹き、海は大しけとなります。
陸上では、見通しの全くきかない猛吹雪となるおそれがあります。大雪や暴風、猛吹雪による交通への影響などに警戒が必要です。
東北と北陸も大荒れ
東北から北陸では強い寒気の影響で、北陸の山沿いを中心に発達した雪雲がかかり、積雪がさらに増える所がある見込みです。
また、北海道の西に進む低気圧との間で等圧線が非常に密になり、沿岸を中心に風が強まります。
東北では瞬間的に35メートル程度の、雪を伴った暴風が吹き荒れるほか、海上では6メートルほどの高波となる可能性があります。
きょうの明るいうちに、備えをしておいた方が良さそうです。
太平洋側も風が強い
乾いた空気に覆われた中、風が強まると火災の発生した際に拡大するリスクが高まります。火の取り扱いには十分にご注意ください。
また、冷たい風が吹くため、実際の気温よりも体感的に寒くなります。風を通しにくい服装などで、体を冷やさないようにしてください。