関東 あす明け方まで激しい雨 東京都心は2日間で半月分の雨量観測
台風は温帯低気圧に
台風は温帯低気圧に変わったものの、関東地方では現在も局地的に雨雲がかかっていて、土砂降りとなっている所もあります。
これは、台風から変わった低気圧や暖かく湿った空気の影響のほか、東北からは前線が南下してきているためで、あす19日の明け方まで、関東地方は大気の不安定な状態が続く見込みです。
局地的に非常に激しい雨
すでに、17日の降り始めからきょう午後4時までの雨量は、東京都心で9月一か月分の雨量(平年)の約半分にあたる111.0ミリを観測。また、多い所では200ミリに迫る雨が降り、地盤の緩んでいる所があります。
しばらくは、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒が必要です。
雨雲レーダーをこまめに確認するなど、現在地やその周辺の雨雲の動きを把握しておくと良さそうです。
晴れても沿岸では波が高い
台風から変わった低気圧は、関東沖をゆっくり東に進む予想です。海上を中心にあすも風が強く、波の高い状態も続くとみられます。
あすにかけて予想される波の高さは、関東地方と伊豆諸島で4メートルで、うねりを伴う予想です。
陸地では晴れていても、海上や沿岸では引き続き、高波や強風に注意して下さい。