年末年始の天気傾向 年の瀬は日本海側で局地的な大雪に注意 防寒対策はしっかりと
2024年から2025年の年末年始の天気傾向
日本気象協会の独自の予想では、年内は、冬型の気圧配置となる日が多く、一時的に冬型の気圧配置が強まる日がある見込みです。年明けは冬型の気圧配置が緩む日が多くなるでしょう。前回(12月4日発表)よりも北日本を中心に寒気の影響を受けやすい予想に変わりました。
日本海側は雨や雪の降る日が多く、一時的に冬型の気圧配置が強まる影響で風が強まり、荒れた天気となる日がある見込みです。局地的に大雪となる可能性もあるため、帰省などのため、車で移動をする予定のある方は、最新の気象情報を確認し、走行中の視界不良や道路状況に注意して安全運転を心がけて下さい。また、雪下ろし中の事故にも十分な注意が必要です。
太平洋側は晴れる日が多く、空気の乾燥した状態が続くでしょう。風の強まる日もある見込みですので、火の取り扱いにはお気を付けください。
全国的に気温はほぼ平年並みで経過する見込みで、年末年始らしい寒さとなるでしょう。外出の際はしっかりと防寒をして、暖かくしてお過ごしください。また、朝晩の冷え込みは強まりやすくなる予想ですので、初日の出を見に行く際は、万全の防寒対策が必要です。
なお、表示している天気マークと気温は現段階で予測されている天気傾向となります。予報内容は変わる可能性がありますので、今後も最新の天気予報を確認するようにしてください。
雪下ろし作業をする際の注意点
(1)雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。年末年始は例年より気温が高く経過するため、特に注意が必要です。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。
(2)はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
(3)雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。