日本海側を中心に局地的なドカ雪や吹雪 17日にかけて大雪による道路への影響に警戒
日本海側を中心に大雪や吹雪 道路への影響リスク大
道路の気象影響予測によると、北海道や東北は18日(土)にかけて大雪や吹雪による影響リスクの高い状況が続くでしょう。特に、17日(金)は北海道では日本海側だけでなく、太平洋側も雪や風が強まり、紫色と影響リスクが最も高いランクとなっています。車の立ち往生など交通障害に注意・警戒が必要です。
北陸は今日15日(水)午前11時半現在、沿岸部では雨の所もありますが、午後は雪エリアが拡大するでしょう。16日(木)午前にかけてと、17日(金)未明から夕方にかけて影響リスクが高くなりそうです。積雪や路面の凍結に注意・警戒が必要です。
関東甲信や東海は平野部ではおおむね晴れるでしょう。ただ、沿岸部を中心に風が強いため、車が横風に流されやすくなりますので、慎重になさってください。山沿いでは雪が降り、積雪が増えるでしょう。今日15日(水)11時半現在、長野県北部に大雪警報が発表されている地域があります。16日(木)朝にかけてと17日(金)は影響リスクの高い道路があるでしょう。最新の交通情報にご注意ください。
西日本も強風や路面の凍結に注意
四国や九州北部は風が強く、今日15日(水)は影響リスクが高くなっています。速度規制などの影響の可能性がありますので、ご注意ください。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。
雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を
車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。
防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。