「しぶんぎ座流星群」4日未明~明け方が見ごろ 1時間に約30個の流れ星 天気は?
三大流星群の一つ「しぶんぎ座流星群」が見ごろ
国立天文台によりますと、流れ星が目立って見え始めるのは、4日(土)2時頃で、時間の経過とともに流れ星の数が増加していきます。最も多く見えるのは4日(土)5時頃で、実際に見える流れ星の数は、空の暗い場所で1時間あたり約30個と予想されています。
気になる天気は?
各地とも未明から明け方頃は一段と冷え込みが強まります。しっかりと寒さ対策をして観察してください。
流れ星を見つけるコツは?
① できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。人工の明かりが多いと、その明るさに邪魔をされて暗い流れ星が見づらくなり、見ることのできる流れ星の数が少なくなってしまいます。
② できるだけ空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントです。
③ 空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。放射点の方向にはこだわる必要はありません。流星群は、放射点(流星の軌跡を逆向きに延長したときに通る点のこと)のある方向だけに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。
④ ただし、月のある方向を正面にして観察するのは避けたほうがよいでしょう。月明かりに邪魔されて、暗い流れ星が見えなくなってしまいます。