ふたご座流星群 14日0時~5時頃が見ごろ 1時間に約40個の流れ星も 天気は?
明日14日(土) ふたご座流星群の活動が極大
満月前の月明りの影響を受けるため、あまり条件はよくありませんが、ふたご座流星群は明るい流星が多いため、普段より多くの流れ星を見るチャンスです。国立天文台によりますと、今日13日(金)の夜9時頃から流星の数が増えて、明日14日(土)0時頃には空の暗い場所で観察した場合、流星の数は1時間あたり30個程度、さらに明日14日3時頃から5時頃は1時間に約40個に達することが期待されています。
気になる天気は?
なお、明日14日(土)21時から明後日15日(日)5時頃にかけても、1時間あたり10個から15個程度の流星を観察することが期待できます。太平洋側は広く晴れる予想で、星空観察に良さそうです。
流れ星を見つけるコツは?
① できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。人工の明かりが多いと、その明るさに邪魔をされて暗い流れ星が見づらくなり、見ることのできる流れ星の数が少なくなってしまいます。
② できるだけ空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントです。
③ 空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。放射点の方向にはこだわる必要はありません。流星群は、放射点(流星の軌跡を逆向きに延長したときに通る点のこと)のある方向だけに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。
④ ただし、月のある方向を正面にして観察するのは避けたほうがよいでしょう。月明かりに邪魔されて、暗い流れ星が見えなくなってしまいます。月が輝く空とは反対側の空を見るようにしたり、空の高い位置に月がある場合にはあえて少し低めの空を見たり することで、月明かりの影響を小さくすることができます。