台風20号の影響で沖縄は大雨 台風21号も発生へ 列島に影響の恐れも 2週間天気
台風20号は日本から離れて進んでいますが、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、沖縄は大雨となっています。25日(金)にかけて非常に激しい雨が降るでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、氾濫に警戒。また、マリアナ諸島の熱帯低気圧が今後、台風になる予想で、日本に影響の可能性もあります。
大型の台風20号の暖湿流 沖縄は警報級の大雨
大型の台風20号は、24日(木)午前9時、フィリピンを通過中です。今後も西へ進み、南シナ海へ進むでしょう。日本から離れて進んでいますが、台風周辺の湿った空気が南西諸島へ流れ込んでいます。沖縄は大気の状態が非常に不安定で、活発な雨雲や雷雲がかかり、沖縄本島地方で、警報級の大雨となっている所があります。
沖縄は25日(金)にかけても大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。非常に激しい雨が降り、警報の発表地域が広がる恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、氾濫に警戒してください。
「台風21号」発生へ 今後の動向に注意
気象庁はマリアナ諸島にある熱帯低気圧が、今後「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。台風が発生すれば「台風21号」となります。台風に変わると予想される熱帯低気圧は今後も西よりへ進み、フィリピンの東へと進む予想です。沖縄は来週、影響を受ける恐れがあります。
また、本州付近にはこの先、前線が延びるでしょう。前線に向かって熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込み、来週前半は前線の活動が活発化する恐れがあります。東北から九州は広く雨で、雨脚が強まる所があるでしょう。
台風に変わると予想される熱帯低気圧の進路は、来週後半以降は、まだはっきりしませんが、日本や海外の気象予測モデルでは日本列島に近づき、影響を与えると予想するものもあります。最新の台風情報にご注意ください。
天気は周期変化
11月1日(金)以降は、本州付近は秋晴れの日も度々あるでしょう。ただ、3日(日)文化の日から4日(月)振替休日は北海道から九州は雨が降りそうです。沖縄は断続的に雨が降るでしょう。
なお、台風に変わると予想される熱帯低気圧の動向によっては予報が大きく変わる可能性もあります。最新の情報にご注意ください。