今日11日 西日本は大雨に警戒 関東も断続的に雨 激しい雨に注意 猛暑は収まる
活動が活発な梅雨前線が西日本~北日本を南下
明日12日(金)にかけて前線は南下して、九州南部から本州南岸にかけて停滞する見込みです。広く大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。
西日本はさらに雨量が増える恐れ 関東も激しい雨に注意
明日12日(金)6時までに予想される24時間降水量は多い所で
九州北部地方:180ミリ
関東甲信地方、近畿地方:100ミリ
その後、明日12日(金)午前6時から13日(土)午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で
九州北部地方:150ミリ
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。危険な斜面や増水した川には近づかないでください。
猛暑は収まるも蒸し暑さ続く
沖縄は強い日差しが照り付けて、危険な暑さが続くでしょう。熱中症対策を万全になさってください。
大雨が発生 とるべき対応は
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。